SEADEVIL は、船舶ベースの地盤工学的調査におけるあらゆる能力を駆使しながら、船舶の動揺の影響を受けない海底貫入作業を行うために、海底での垂直制御システム(VCS)を提供します。この組み合わせにより、軟弱で変化に富んだ土壌において高品質で高精度の試料(サンプル)が求められる場合、つまり貫入深度を確保しなければならない場合や、異なる調査項目間の作業に高い効率が求められる場合に、最適なツールとなります。
- コンパクトなSEADEVIL 海底テンプレート(平面寸法で3m x 3m)により、中型船における小型ムーンプールを通した投入が可能となります。
-
海底フレームにおけるカメラとセンサーによって提供される海底の情報
- ビット荷重(WOB)における優れた制御を通して貫入率の制御が向上
- フィードシステム内ロータリーチャックが、制御された方法でドリルパイプやCPTプッシュロッドを上げ下げ
- 船による泥の供給・管理により掘削孔に安定性を創出
- 掘削モードと非掘削(海底押し)モード間の切り替えが、海底テンプレートの限定的な再構成を通して、5時間以内に可能
- 船による掘削用の海底調査ツール一式の展開が可能
フグロの海洋地盤工学部門は、船舶による掘削と海底面からの掘削サービスを提供していますが、特定の環境及び特定のプロジェクト計画において、SEADEVIL を投入することにより最善の結果をもたらしています。
- 土壌攪乱に関連したパフォーマンスの向上
- 優れた掘削深制御能力
- 軟弱層や変化に富んだ土層における優れた回収率
- 海底面下の貫入深度は、船舶からの掘削・貫入作業によく適応しています。
- 難しい地盤条件での掘削能力は浅瀬での従来の掘削能力を凌駕します。
- 安全な作業
- 幅があり、安全な好天期での作業
- 複数の作業を実施する上での、効率の良い作業と最小限の寄港回数
- 海底掘削に匹敵する大水深での作業効率性